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ED、セックスレスがもたらすこと

日本では、既婚者の半数以上がセックスレスという統計結果があります。
また、セックスを維持している家庭でもその回数は少なく、アメリカや欧米諸国の約3分の1と報告されています。
世界的に見れば、このような関係が長く続くことは異常とも言われるのですが、そこには日本人特有の事情があるようです。

◆夫婦から家族への変化

現代の日本では、会社勤めしていれば残業が当たり前、朝早くから夜遅くまで働く人も多く、特に30〜40代の働き盛りではこの傾向が高くなっています。残業時間も世界トップクラスとなっています。

結果として、多くの人が仕事でくたくたに疲れているという状況が生まれているようです。
このため、家ではとにかく体を休めたい、といった人が大半のようで、セックスをする元気もない、というのが本音のようです。

相手に対する愛情が冷めた、飽きた、といった意見を上げる人は少なく、セックスはないが、家庭生活が破綻しているわけではないようです。

さらに、子供が生まれたことでお互いの呼び方が変わるのも原因として考えられます。

夫婦二人のときは、お互いを名前で呼び合っていたカップルも、子供が生まれると自然に「お父さん」「お母さん」など、相手の立場で名前を呼び合うようになるのが一般的です。

このように、相手を「家族」とみなすようになると、次第にお互いの気持ちがセックスから離れていくようです。

もちろん、この関係にお互いが満足し、居心地が良いのならば問題はありません。

しかし、どちらかが不満を抱えている場合、家庭にも悲劇が訪れる可能性があります。

◆浮気率は20%!

現在、既婚者の浮気率は全体の20パーセント程度となっていますが、この比率に男女差は見られず、男性側だけでなく女性側も浮気をする人は増加しているのだそうです。

浮気というと、これまでは女性側が未婚者と、というパターンが多かったのですが、現代では様子が少し違ってきており、ダブル不倫も珍しくないと言われています。

自分はセックスレスに問題を感じていなくても、相手もそうだとは限りません。

セックスレスは離婚原因として法的に認められていますので、ある日、突然離婚を言い渡される可能性もあるのです。

◆相手を理解する

夫婦はもともと他人ですので、積極的に相手を理解しようと努めることが大切です。しかし、「家族」というカテゴリーに甘え、ついつい相手の気持ちをないがしろにする女性も多いようです。

たとえば男性の「ED」にまつわる悩みについては、多くの女性は理解できないものの一つでしょう。

男性が求めてこない、途中で萎えるといった状態になったとき、女性の多くは自分に原因があるものと思い込み、自信をなくし、誘うことを躊躇したり、相手の浮気を疑い、冷たい態度をとってしまったりするのではないでしょうか。

男性にとってEDは人生を揺るがす大問題で、自分のプライドを保つためにパートナーにさえ隠そうとする傾向もあります。

このため、夫婦の溝はどんどん深まり、やがては離婚という事態にもなり兼ねません。

まずは、お互いに腹を割って話し合うことが大切でしょう。
相手の悩みに気づくことで、最悪の事態は回避できます。

なお、EDの治療に夫婦で訪れるという既婚者は少なくないようです。
お互いにとって大切な問題で、きちんと対処することがその後の生活の満足度を高めることにつながります。