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男性器はどんなふうにできているの?

男性器は、排尿と射精をおこなうための大切な器官です。精巣や精管、尿道などで構成されています。

◆精巣や精管~精子を作り、陰茎へと運ぶための器官

男性器の中でも、精子を産生する工場が「精巣」です。陰嚢の中に入った卵形の器官で、まわりを頑丈な白膜が覆っています。ここで1日に約5,000万~1億匹の精子が作られます。 精子は熱に弱いため、精巣は体温よりもやや低い温度に保たれています。陰嚢が垂れ下がったような形をしているのも、体温の影響を受けにくくするためです。

精巣で作られた精子は、その後「精巣上体」というところへ移動します。ここに10~20日くらい貯められ、きちんと受精できる精子になるよう成熟を待ちます。

また精巣には造精機能のほか、テストステロンなどの男性ホルモンを分泌する役割もあります。男性ホルモンは骨や筋肉を増やして男らしい体つきを作るほか、意欲や性欲、性機能などにも深く関わっています。

精巣上体で成熟した精子は、次に「精管」という5センチほどの管へと送られます。しかしこの段階ではまだ精子だけですので、射精するためには「精液」と混ざる必要があります。

精液の大部分を作るのは、膀胱の後ろにある「精嚢」です。また「前立腺」で作られる前立腺液も、精子を強くするために必要な成分となっています。 これらの分泌液と混ざり合いながら、精管から射精管、そして尿道へと送られて射精に至るのです。

◆陰茎の構造~勃起と射精、もしくは排尿のための器官

海綿体はスポンジ状の組織で、尿道海綿体が1つと、そして陰茎海綿体が2つ存在します。特に陰茎の大部分を占めるのが陰茎海綿体で、ここに血液が入ることで勃起が起こります。

ただし普段は血液が侵入できないよう、陰茎動脈は平滑筋という筋肉によって閉じられています。性的刺激を受け、平滑筋がゆるんで初めて動脈が広がり、多量の血液が流れ込めるようになっているのです。

ですから何らかの原因で平滑筋が十分に弛緩しないと、動脈が広がらず血液の流入が妨げられて、EDにつながります。

また男性器には、排尿の役割もあります。尿は精液と異なり、膀胱から直接尿道へと入ります。ちなみに勃起した際は尿道が狭くなるため、排尿しにくくなり、また尿意も感じにくくなるようにできています。ですから性交時の尿道は、基本的に精液の通り道として確保されるのです。