HOME < 画期的な「ED治療薬」を使おう < EDの原因はどうやって特定する?

EDの原因はどうやって特定する?

EDの原因は大きく分けて3つあります。体に問題がある場合、心に問題がある場合、そして常用している薬が原因となっている場合です。
ひと昔前までは、まず夜間勃起検査などで原因の特定をすることから始めていましたが、現在では薬を使える患者さんに対してはその効果測定をおこなうのが主流となっています。

◆血管や神経からくる「器質性ED」と、薬による「薬剤性ED」

体に問題があるEDを「器質性ED」といいます。もっとも多いのは加齢による動脈硬化ですが、若くても生活習慣によっては早く見られることもあります。

血管のほかにも、性的刺激を陰茎に伝えるための神経に障害があると、十分な勃起を得られません。糖尿病や外傷、また手術によっても神経が損傷する可能性があります。

ED治療薬は血流を良くする薬ですので軽度の動脈硬化には優れた効果を発揮しますが、あまりに症状が進んでいたり、神経のほうに問題があったりする場合は思うような効き目が表れないこともあります。 その場合は他の治療法が提案されるでしょう。

また持病で服用している薬の中に、EDの原因が隠れているケースもあります。「薬剤性ED」と呼ばれ、その可能性を探るためにも最初の問診で常用薬について申告することは非常に重要です。

例えば抗うつ薬や抗てんかん薬、向精神薬などの中枢神経に作用する薬は、性的刺激を伝えるための神経に影響を与えることがあります。薬剤性EDが疑われる場合は、薬を変えたり中止したりすることで症状が改善されることもあるでしょう。

◆あらゆる悩みが原因となる「心因性ED」

一方、体ではなく心の問題によって引き起こされるのが「心因性ED」です。仕事の悩みや人間関係のストレス、またはパートナーとの不仲や性行為へのプレッシャーなど、人によってさまざまな原因が考えられます。 それだけ男性の性機能と心理状態には密接な関わりがあるのです。

心因性の場合は勃起機能そのものに問題はないため、夜間勃起や「朝立ち」が見られることもあります。また悩みが解決したり、パートナーが変わったりすることで改善するケースもあるでしょう。

血流や神経に問題がないだけにED治療薬の効果も高いとされています。

◆EDの原因はどうやって診断する?

ED治療薬が登場する前は、夜間勃起テストなどで器質性か心因性かを確認してから治療法を検討しましたが、現在は問診で薬の使用に問題がないと判断されれば、ED治療薬を試すことが第一選択となります(バイアグラテスト)。

それで反応が悪かった場合は、海綿体に勃起を促す薬を直接注射して反応を見る「ICIテスト」をおこないます。その反応が良ければ神経の問題を、悪ければ血管性の問題を疑うことになるでしょう。

ED治療薬で効果が得られた患者さんは、それ以上の原因を深く追求しないケースも多いですし、薬を使っていくうちに症状が自然に改善されていくこともあるようです。