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即効性にすぐれた「陰茎海綿体注射(ICI)」

「陰茎海綿体注射(ICI)」
現在のED治療の主流はED治療薬ですが、持病や常用している薬によっては使えない人もいます。

また神経に損傷を受けているなど、ED治療薬で思うような効果が得られない場合もあるでしょう。

そのような時、検討される治療法の1つが陰茎海綿体注射(ICI)という方法です。

◆性的刺激がなくても勃起が起こる治療法

ICIは1982年にフランスの医師によって開発された治療法です。勃起を促す薬を直接陰茎に注射することでED症状を改善します。現在は副作用の少なさから、おもにプロスタグランジンE1という薬が使われています。

ICIでは「サイクリックAMP」という物質を介して勃起を起こすため、「サイクリックGMP」を増やすED治療薬とは作用機序が異なります。また性的刺激がなくても勃起が見られる点も大きな違いです。

さまざまなED治療の中でも非常に優れた即効性があり、注射後10分と経たずに勃起が見られるのですが、先進国の中では日本だけが正式に認可をしていません。医師や患者さんたちが継続的に国に訴えているようですが、まだ自己責任でおこなう治療となっています。

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◆ICIを受けた後はすぐに性行為をスタート!?

直接陰茎に注射するため怖いイメージがあるICIですが、注射針はごく細く、また注入する薬も微量のため痛みはさほど感じないといわれます。

しかし効果が1~2時間しか続かないため、注射を受けた後ですぐに性行為に及ばなくてはいけない点が大きなデメリットだといえます。そのため病院の駐車場にパートナーを待たせ、すぐに車でホテルへ直行、という流れになることが多いようです。

この慌ただしさを解消するために、自己注射の方法を指導する医師も増えています。あくまで自己責任となりますが、きちんと指導を受ければ比較的簡単にできるようです。
参考サイト⇒ICI療法(ED治療)|美容外科形成外科川崎中央クリニック

このようにICIはED治療薬を使えない人にとって大きな助けとなる治療法ですが、副作用として「持続勃起症」のリスクがあることを覚えておきましょう。これは薬の効き目がとっくに切れるはずのころにも勃起が収まらない症状で、そのまま放置すると海綿体組織の破壊につながります。

4時間以上の勃起が見られる場合は、緊急の処置が必要になりますので、必ず受診するようにしましょう。

ちなみに費用は自由診療のためクリニックによって差がありますが、およそ1回につき6,000円~10,000円あたりが相場となっています。ED治療薬と比べるとかなり高くついてしまう点はネックといえそうです。