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糖尿病とED

EDに罹患する人は多いと言われていますが、完全に機能しなくなったという人はごく少数です。
多くは「調子が悪く、できないときがある」「特定のパートナーとだけできなくなる」といった軽度のEDで、逆に言えば「できるときもある」のです。
このため、すぐに治療を開始するといった積極的な行動をとる人はごく少数となっています。
しかし、放置すれば次第に「できる」回数よりも「できない」回数が増え、やがては完全に機能しなくなってしまいます。
また、EDはさまざまな生活習慣病の初期症状として現れることも多く、特に糖尿病患者の場合、80%がEDも罹患しているというデータがあるほどなのです。

多くの生活習慣病は、初期症状がはっきり現れない中、EDはかなりわかりやすい初期症状の一つですので、この面から見ても早期に治療院を訪れた方がよいといえるでしょう。

◆EDと生活習慣病の密接な関係

勃起がうまくいかない理由は、ドロドロ血液にあると言われます。
勃起は、海綿体の動脈に血液が大量に流れ込むことによって起こります。
しかし、動脈硬化が進行していたり、ドロドロ血液によって血流が弱くなっていたりすれば、血液が十分に流れず、うまく機能しなくなるのです。
海綿体の動脈は他の動脈に比べて細いため、体内で動脈硬化が進行し始めたとき、最初に兆候となって現れる場所です。
これを放置すれば、やがて心臓や脳などにも影響が出て、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わるような症状へとつながることになるのです。

さらに、血液がドロドロになると高血圧、高脂血症、糖尿病のリスクも心配です。これらの症状はなんの対策も施さなければ複合的に悪化の一途をたどる恐ろしい症状ですので、早期発見につながるEDの兆候は、見逃さないでおきたいものです。

◆糖尿病患者にEDが多いわけ

生活習慣病の中でも、特に糖尿病とEDの結びつきは強くなっています。

糖尿病は、血糖値の異常によって血管に障害を起こしやすく、動脈硬化を原因とする器質性EDはもちろん、神経回路が高血糖によって乱れを起こし、脳で感じた興奮を性器にうまく伝えることができず、勃起に結びつかないといったことも起こりやすくなります。

さらに、糖尿病では抑うつ傾向が見られる患者が多いのですが、このことから心因性EDを起こしたり、糖尿病の治療薬が薬剤性EDの原因となったりと、あらゆる面でEDを起こしやすくなるのです。

◆バイアグラは使用できるの?

糖尿病を原因とするEDの場合でも、ED治療薬の効果が期待できます。
ただし、その効果は健康な人よりも低くなる傾向があるようで、医師と相談しながら使用量を増やすなどの措置が必要です。
個人輸入業者を通して海外からバイアグラのような治療薬を手に入れようとする人があとを絶ちませんが、特に糖尿病の心配がある人は決して医師の相談なしに治療薬を用いないでください。
バイアグラは、もともとは狭心症の治療薬として開発されていた薬であり、動脈硬化、狭心症、心臓血管障害の治療薬と併用することは命の危険もある重大な禁忌です。
今は薬を飲んでいないとしても、持病がある場合は医師に相談して安全に用いることが大切です。
なお、バイアグラは食事を摂取すると効かなくなり、使用時に空腹である必要があります。
糖尿病の治療では、食事のコントロールが大切で、空腹のタイミングを計ることが難しい場合もありますので、食事の影響を受けにくいシアリス、レビトラといった治療薬を検討すると良いでしょう。