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うつ病とED

EDの大きな原因として、うつ病が考えられます。
一説によると、うつ病患者の半数はEDでもあるのだとか。
どちらも、精神的な部分が大きく影響する症状で、ストレスを原因とする場合が多いなど、両者には密接な関連性があります。

では、どのような働きでうつ病とEDが合併するのでしょうか。

◆EDはうつ病の症状の1つ?

うつ病とEDを併発する人が多い理由は、大きく2つあると考えられています。

1つは、うつ病の症状からくるものです。

うつ病は、睡眠、食欲、性欲という人間の根源的な欲求に影響を及ぼす病です。食欲がわかず、よく眠れなくなり、さらに性欲が減退するのです。
性欲が減退すれば、EDはもちろん、行為そのものへの意欲も失われることとなります。
一時「うつ病は心のカゼ」などというコマーシャルが流れたことがありましたが、その実態はカゼどころではなく、もっと深刻なものだと言われています。
原因は特定できていませんが、うつ病患者の脳は萎縮している場合が多く、何らかの原因で脳の働きに異常が起きることで発症しているのではないかと考えられています。
くよくよ考えやすい性格のせいでも、心の弱さの表れでもなく、れっきとした病気の一種なのです。
現在はまだ治療法も確立されておらず、対処療法として薬物の投与が行われていますが、これはうつ病そのものを治療しているわけではなく、うつ病によってもたらされるさまざまな不快な症状を和らげているにすぎません。
そのため、一旦は回復したかに見えても、何度も再発を繰り返してしまう恐ろしい病です。
早期に治療開始することで再発の可能性は激減しますので、EDの症状が見られ性欲がわかない、といった症状に気づいたら、早めに専門医に相談すると良いでしょう。
なお、うつ病では特に、自分自身に対して無関心になっていく傾向も高く、周囲の目には明らかに様子がおかしいと見えていても、本人には自覚症状がない、といったことも多くなっています。
もしもパートナーの様子がおかしい、と気づいたときは、早めに一緒に病院に連れて行くなどの措置をとった方が良いでしょう。

◆治療薬が原因となる

うつ病の治療薬として使用される抗うつ剤には複数の種類がありますが、中には副作用としてEDとなってしまうものもあります。

上に述べたように、うつ病の治療では対処療法として抗うつ剤や睡眠薬などの薬が処方されます。うつ病は再発の可能性が非常に高い疾患ですので、症状が改善され、日常生活に支障がなくなったあとでも、再発予防のために薬を飲み続ける場合もあります。

このため、うつ病治療中はもちろん、元気になったあとでもEDはそのまま、ということもあるようです。

薬物によるEDの場合、薬物を中止すれば治ります。
担当の医師に相談して、別の処方に替えてもらう、量を減らすなどの措置をしてもらうだけで改善する場合もあります。

なお、自己判断で抗うつ剤や睡眠薬を中止するようなことはしないで、気になることはまず医師に相談することが大切です。
自己判断で薬を中止した人は、再発の可能性も高くなります。

◆うつ病でもバイアグラは効果がある!

最も深刻な時期を抜け、うつ症状に改善がみられると、自分へと意識が向かい始め、ここではじめて「EDかも」と気づくことが多いようです。

こう思えるということは、ある程度病状の回復が見られる証拠でもあるため、薬の量や種類を医師に相談し、見直すことも可能なタイミングといえます。
まずは、担当医師と相談することが大切です。

しかし、薬を替えてもED症状は改善しない人も少なくありません。その際は、バイアグラなどのED治療薬を試してみると良いでしょう。
うつ病治療中であってもED治療薬は効くことはわかっています。
なお、EDの治療薬とうつ病の治療薬は同時に飲んでも差し支えないものとなっていますが、念のために医師に相談することが大切です。