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ひと昔前におこなわれていたED治療とは?

1EDがインポテンツと呼ばれていた時代、泌尿器科の医師も有効な治療法がわからず困っていたといわれています。 まだED治療薬が登場していなかったため、おもに注射や器具を使った治療法がおこなわれていました。

◆まずは勃起機能を確かめる検査から

現在はバイアグラなどのED治療薬を服用できる患者さんに対しては、まず処方してみて効果を測定することが一般的となっています。しかし薬のなかった20世紀には、勃起機能を調べる検査から始めることが多かったようです。

勃起機能の検査方法としては、古典的な「スタンプテスト」が有名です。これは夜間勃起を調べるためのテストになります。 通常、男性は比較的眠りの浅い「レム睡眠」の時に、反射的な勃起が起こります。日中やパートナーとの性交時における勃起は、心理状態などさまざまな条件が関わってきますが、夜間勃起はそれらに左右されない単純な生理現象です。

ですからもしもこれが見られれば、勃起機能そのものに問題はなく、心理的な要因からくる「心因性ED」が疑われることになります。

スタンプテストは自宅でできる検査で、その名のとおり切手を使います。数枚つながった切手を陰茎の周囲に巻いておき、朝起きた時にそれが切れていたら夜間勃起があったと判断する、というものです。 非常に古典的な方法ではありますが、自分でできる簡易チェックとして現在も役立てられています。

その他、より精密に病院で夜間勃起を調べるための検査もあり、受けるためにはかなり患者さんに勇気が必要だったと思われます。

◆治療は注射薬や補助具が中心

検査後におこなわれていた治療法としては、まず「陰圧式勃起補助具」の使用があります。

これはシリンダーに陰茎を挿入し、手動で筒内の圧を下げて勃起をうながす器具です。その後、陰茎の根元にリングをつけて勃起を維持させます。 血管や神経に障害のある患者さんに向いており、現在でも活用されることがありますが、何といっても「ムードをぶち壊す」というデメリットは否定できないでしょう。

他には、海綿体に勃起をうながす薬を注射する「陰茎海綿体注射療法」もあります。これも一部の患者さんで現在もおこなわれていますが、プロスタグランディンE1という薬を直接陰茎に注射するものです。

注射後5~10分で効果が現れるのですが、1~2時間しか続かないため、病院で受けた後はすぐさまホテルに直行しなければいけないなど、使い勝手としてはあまり好ましいものではありません。 ただし現在では、自己注射の指導をおこなう医師も見られます。

他には、亜鉛やアルギニンといった成分を摂取することで症状を改善しようとする治療法もあります。精力増強という意味では効果がないわけではありませんが、やはりバイアグラなどのED治療薬のように勃起機能そのものを高めるものではなかったようです。

■参考URL:
http://blogs.yahoo.co.jp/mc5055uro/26644962.html
http://www.lirisbeautycare.com/?cat=5